共感覚③

共感覚があると様々なメリットやデメリットがありますが、今日は先日の記事で紹介した❷の「同時並列処理」に関してです。

人間の脳は常に同時並列処理をしています。

一般の現代人は、意識ではなかなか同時並列処理は難しく、同時に一つのことしか考えることが出来ません。

しかし、そのような人でも常にバックグラウンドで脳が処理を行っております。

立っているだけでも、常にバランスを取り続けたり、心臓を動かしたり、呼吸をしたりなど、

かなりの計算処理が同時に行われており、誰しもが莫大な計算を行っているのです。

同時並列処理を意識レベルでできるようになると、

複数の思考を同時に行えますが、これを音楽を聴いた時などに行うと、

かなりの速さと強度で臨場感が生まれます。

僕は音を一音聴いただけでも涙を流してしまうことがありますが、

このように感動するなどの情動の動きがあるのは臨場感がそこにあり、

音楽の世界が、現実のものとして認識されているという証拠です。

音を聴いた時に、音だけでなく色や映像が飛び込んでくるので、このようになります。

このように、一つの音から得る情報量もかなり多くなるため、音を聴き分ける能力も増大します。

音を聴き分ける能力を増大させるには、集中力を上げて音一つ一つをよく聞くか、

もしくは音から得る情報量を増やすという方法があります。

音から得る情報量は並列処理が必要となるので普通は出来ませんが、共感覚を練習して習得するとできるようになります。

精度が悪くても、共感覚自体は1日あれば結構できるようになるんじゃないかなと思います。

認識していないだけで、無意識レベルでは音の違いをかなりの精度で認識しているので、

それを呼び起こすだけです。

常に膨大な計算を常に行っている脳の情報を少しキャッチするだけなので、

理論上でも無理がないことはお分かりになるでしょう。

既に起こっていることなのです。

では、今日は共感覚のメリットによる並列処理の話でした!♪

ABOUTこの記事をかいた人

武蔵野音大卒の声楽家。様々な芸能技法を武田梵声氏に師事しており、音域は8オクターブ(E-1〜E7)に及び、コロラトゥーラなども得意とする。日本とイギリスのハーフで、スペインやベネズエラの血も入っている。人類史上最高の歌手を目指して日々ストイックなトレーニングを重ねている。