樂狂蟲(ギルバート慶)の新曲のMVがyoutubeチャンネルにて公開されました。
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本作品は、ある女性がダメ男にハマってしまう様を描いています。これは通常であるならば、愚かな行為とされますが、それは誤りです。生命は死から生まれて死に向かっていくものであり、全ての生死は一点に交わります。このような現象から、バタイユなどでいうところのエロティシズムが発生してくるわけで、音楽や交尾での快楽が「軽い死」と言われる所以はここにあります。このことを文明化社会の人間は忘れており、賢いので動物や蟲は識っています。
この作品はパイナップルが腐っていく、甘い匂いに寄せられてそこに蛆がわき、土とハエに別れていくところと、破滅へと導く存在への恋をかけて表源しています。そもそも破滅は恋愛の一部であることは、上に述べた通りです。
ここを捉え違えた、非常に思考が足りない浅い状態から生み出される幸福像を描いた作品ばかりなので、そのような作品が蔓延している社会となっては、本当に研鑽を重ねている人にとって地獄となってしまいます。そのような人こそが楽しめるように、作りました。わざと安っぽい音色で、スーパーなどで聴くような音色で、曲を組み上げております。
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