曲目解説 ライブ作品《誉》-自己愛と境界例- ❷雇はれ蚕 – Ma Mere est Morte –

概要

OPが終わり最初の曲となるのは 雇はれ蚕 – Ma Mere est Morte(母の死)Ver.で、この曲は母が亡くなった後、幻想的な夜の海で寂しさを堪能するというテーマで作られています。

そして、この解説文が流れ、ライブ本編が始まっていきます。

解説文の解説

現世に生まれたものの不完全に形成されてしまつた心は行き場を求め彷徨う。

→劣った存在として生まれた自分は自分の居場所を探す

表出されるのは成熟した肉体に未発達の霊的身体が重なりヱナヂイを求ムもがく様。

→体は大人になっても未成熟な幼児期の精神は愛情を求めて暴れてしまう

其な精神分裂病の世界の或る朝、庭に咲く朝顔が語りかけてくる。

→そんな病理的な日々の中、庭に咲く朝顔との秘密のやりとりが始まる。

絶望の世界を脱出する黄泉の入り口を見つけた僕は、

→瞑想という手段を見つけた僕は、

真っ暗闇にした浴槽の中に潜り込み、世界を拡張する方法を模索し始める。

→真っ暗にした風呂場で、水に潜って瞑想を始める。

拡大世界阿頼耶識層、心蝕伝達ヱピソード。

→認識の幅を拡大し、心の奥まで侵食していくようなレベルの優れた作品。

(解説文の解説とかいうおかしな構造になってしまいましたが、こういう意味で作ってました。。。笑)

作曲の解説

作曲は僕ですが、Enrichのコンドウサチオがギターアレンジを手伝ってくれました。作曲の方法としては、夜の海をイメージした、淡い感じ、光の感じを踏まえたダウナー系のボサノバで、和音が一部だけ下降する「置き」がふんだんに使用されています。あくまでも幼児退行がテーマなので、母から脱出して大人になった今、空虚だった子供の心をどう埋める?という作品なので、最初は大人っぽいしっとりとした作りになっております。