謝罪
まず初めに、めっちゃ申し訳ないと思っているのが《誉》限定曲であるこの曲を、普通にこのライブでもやってしまったことです。買ってくださった方ほんとごめんなさい。でもその分、アレンジをバカカッコ良くして結構別の曲にしたのでお許しください。。。m(_ _)m
概要
PINEとFGRの2つがオープニングになっていて、やっと樂狂蟲が舞台に登場しました。結構良い登場だったと思います。普通に登場してきて縦ノリの曲しかやらないバンドとか見る気が失せてしまう人がかなり居ると思いますので、楽しめるよう精一杯尽くしました。
さて、この曲は裏声からドカンと入る形になっており、意外とオペラの高音とロックって合うんですよね。
また、この曲から強度の樂狂の状態にいきなり入っています。今回のライブは明らかに今までのライブより演奏力が高く、やっぱ前作のギター弾き歌いが邪魔だったことが伺えます。
曲について
曲は、お祭り調のイモダサ横ノリからのドカンとイモダサ縦ノリでぼこぼこ進みます。単純にカッコよく作るなんて馬鹿のやることであり、一流ではございません。そんなところではなく、カッコ良くないキモさ、ダサさやイモさから美を抽出してこそが正解です。理論上そうなっております。
僕は、自分のノリや気持ちで作っているのではなく、あくまでも理論で全てを作っていて、西洋音楽理論が雑魚すぎて話にならないから無視しているだけでかなり瞑想や民俗学、美の理論を意識して、自分のできる範囲の極限まで忠実に作成しています。
演奏について
演奏は最初から樂狂に入り、エクスタシーにより痙攣しています。歌唱法は、高齢の女性の男性ホルモンの増加を表現するために、美輪明宏さんや美川憲一さんなどのジェンダーを参考にいたしました。
そのため、歌唱と語りが行き来した作りとなっており、しかし語ってもオケの作りが進行感がバッチリ確保できているので崩れない作りとなっております。
このまま、次の曲「A GIRL AND ONE GENTLEMAN」にスムーズに移行します。モード転換した後に急に「くたびれの技法」を踏んだんに取り込み、衝撃を吸収しています。下手な転調(転調という概念自体微妙なものですが)やモード転換を行うと、衝撃感が生まれ「あ、転調した」という意識がもたれます。
しかし僕は職人ですので、極限まで微細に、意識させずいつの間にか変わっている作りを徹底しています。転調のインパクトとかゴミなので、なるべくサラッとするべきだからです。工芸品のように作らないといけないわけです。
◆この記事が良かった場合は、 Apple Musicで僕の作品をお聴きいただけると幸いです。 また、活動費も集めているので、 よろしければCDもお買い求めくださると大変嬉しいですm(_ _)m