僕のアスペルガー冒険記⑥大学編(後半)(やっと才能開花)

急な転機

人生は何があるかわかりません。僕は怠惰に人生を過ごし、無思考なままでしたが、確か大学2年くらいの頃に自分の母親が病気になり倒れました。

僕は母子家庭で育ち、母親が倒れるのは自分の心に大きく突き刺さる出来事となり「俺はこのままで良いんだろうか」「母親のために何かできないだろうか」と問い始めます。こうして僕は、無思考人間から徐々に思考を始めていきます。

もちろん、人の気持ちが理解できないのは相変わらずですが、この時から猛烈に勉強し始め、幼少期に持っていたアスペルガーの天才性が再復活していきます。この場では、音楽にしか生かさないのですが、のちにこの能力を使って自力で治療法を研究し開発し、治癒させていく形となります。

急速に能力が伸び始める

アスペルガーの人は、スイッチが入らないとニートのようになってしまう人が多く(それがいけないわけではない)、僕もそうでした。しかし何かのきっかけでドーパミンが流れると猛烈に動き始めます。そもそも明日おエルガーの多くは、セロトニン、オキシトシン数値が低いのでドーパミンが過剰分泌が続きます。つまり基本的にずっとゾーンに入っているくらいの集中力はあります。

ドーパミンとセロトニンは、シーソーのように拮抗していると理解するとわかりやすいです。また、ゾーンくらいの集中レベルは実は雑魚なのですが、大学の勉強くらいならば全然オーバーキルでしょう。

ちなみに、ドーパミン過剰分泌のせいで、アスペルガーの人の強迫性(徹底的なこだわり)や反芻(はんすう:同じ思考から抜け出せない)などの特徴的な症状が起こります。

いきなり才能開花する

驚異的な集中力と記憶力で、授業を聴いているだけで全て記憶し、学年1位などの成績を取りまくります。歌唱法も大学や日本のオペラ業界が求めているレベルはどうでも良くなり、試験などを捨て、訓練に徹底します。この状態では何が起こっているのかあまりわからなかったのですが、自分は「お母さんのために何かできないか」という気持ちによってこうなっていると思っていました。(※全然違いました)

この頃から、先生などに対して質問や、理論の間違いへの反論を行うようになり、学校の生徒全体や先生たちから問題児視され始め「ギルバートくんと仲良くしてはいけないよ」と生徒に言う先生たちや、直接的な嫌がらせやいじめが大量発生します。そして3回破門されたり、生徒指導に呼ばれたり、偉い先生たちに囲まれて叱られる時期が続きます。

しかし、人の気持ちがわからないので、意味が理解できず、傷つくこともなく「なんかよくわからないけど、この人は不快なのかな?」みたいな感じが続きます。そのため、全然屈しなかったのですが、ある日転機が訪れます。

偉い先生たちに一緒に謝りに行ってくれた先生が、僕の尋問の時に震えていて、「よくわからないけどこの先生は真剣に思いやってくれてるみたいだな」と思い、謝罪することにし、先生たちへの反論や質問は収束を迎えます。

なぜ質問や反論を積極的に行っていたかというと、理論が間違えていたので正確に教えて欲しかっただけなのです。実はこの世の大学で教えられている内容はかなり間違っているものが多く、(そもそも1つのジャンルだけ研究している時点で対象を理解することは不可能なので、話にならない)大学を出てから在野で研究している物理の先生に出会い、習ったりして本質的に学び始め、めちゃくちゃ楽しい人生が始まります。(※遊びとか飲み会とかは全く楽しくない)

そして大学を卒業してから、生活費を全て勉強に使い込み、住居を失いホームレス化します。