僕のアスペルガー冒険記⑩寝たきり編

寝たきり生活スタート

ここから、長期にわたる寝たきり&強烈な絶望感の日々が続きます。
基本的には、何もできず、日々の中でも夜の数時間とか、一週間に1回くらいは頑張れば外出が可能でしたが、その後強烈に悪化していました。

しかし、もともと会話が成立する存在がいなかった僕が、この時点に到達するまで3人の会話の成立する人間に出会って仲良くしており、超絶な心の支えとなっていました。

普通に、実家で寝たきりで療養するより、東京で絶望しながら生活している方が精神的にはマシでしたが、それは無理なのでした。

この時期は特に何も起こっていないまま時だけが過ぎていくので、半年くらい飛ばします。

転機が訪れる

この時期にまた転機が訪れます。人生は、転機が起こるものですね。僕は普段は弱音を吐かないようにしていたのですが、ついに寝たきりになりレッスンも立ったまま受けられなくなり、師事していた武田梵声先生に打ち明けます。

「大変情けないのですが、寝たきりになってしまい、、」という話をしたところ「情けないなんてことは一切ないからね。自分の身体の最適解でいけばいいんだよ。」ということを言ってくださり、僕はそこで大きな思考の転換が起きます。

今までは、このような弱い体や鬱、アスペルガーの特徴など、全て嫌すぎて絶大なコンプレックスでした。もちろん寝たきりになったことでコンプレックスもさらに悪化し、自己嫌悪を極めておりました。

しかし、その言葉を聞いてから僕は全ての呪縛から解き放たれ、アスペルガーの特徴を活かし、治療法を探したり開発し始めます。しかもアスペルガーを普通の人に近づけるのではなく、アスペルガーの天才性をフルに発揮する状態を目指します。(そもそも天才という言葉が指すレベルは人間の能力開発の中では低レベルとされるものですが、伝わりやすいので天才というワードを使っています。)

そうして、人生で3度目の天才期に突入していきます。

ここの特徴は、既に記載しましたが、一般的な障害者を定型発達に寄せる治療ではなく超健康な超高知能な存在へと向ける治療を開発していきます。

定型発達に近づくことも一応は可能です。しかし後からわかったことですが、自閉症やアスペルガー、ADHDなどの人は、定型に近づくよりも天才へと向けた方が心も体も快適になりやすいです。

そもそも治療の主旨の段階で、違うということです。これが大成功を連続させ、治癒へと向かっていきます。