クソ曲よ、さらば❻近代JPOPの縦ノリ(その2)

縦ノリを指摘するとキレる

これは僕が尊敬しているオカアツシさんの言葉だが、縦ノリの人に縦ノリだと指摘するとキレるという現象が起こる。

僕は縦ノリと横ノリを切り替えて作曲や演奏を行っているが、リズムがほとんどの日本人と合わず、バンド演奏やクラシック演奏がうまくできず困っていた。縦ノリ横ノリの認識を最優にして人を選んでいるが、無選別にやるとリズムが合わない現象が起こる。

しかし、このリズムのカウントがズレているという現象を認識することが出来ないので、揉めることとなる。JPOPやクラシックだけではなく、ジャズ業界でも多発しているようでオカアツシさんも相当苦労しているようである。

作曲における縦ノリ

クソ曲よさらばシリーズでは、オケが練られておらずちゃんと作られていないものが批判の対象であるとは最初に述べた通りであるが、終始縦ノリだと基本的に制限がかかっているのでオケを練ることがそもそも困難となる。

縦ノリのように進行感を止める動きをする際は、サビがオススメである。人間はエントロピーの進行と逆行が同時に起こっているものに美を感じる。美の正体とはこれであるが、サビにおいて進む力と留まる力を逆行させるとよくキマる。

つまり、基本的に横ノリで作っておいて、サビだけ縦ノリにするその上で進行感が強い和音を作るために和音にない音を歌メロディに選択する。そうすることにより、進むエネルギーと留まるエネルギーが逆行することによって良いサビの入りとなる。

これが縦ノリの上手い使い方の例であり、縦ノリ自体が悪いのではないが、このようなことをしないでずっと縦ノリなのであれば、そもそも音域が被り、緩急も出ないので、かなり聴きにくい構成となる。

クラシック演奏などでも、、、

もちろん僕が大学で学んできたオペラなどでも、このような現象が起こっており、皆は西洋のオペラのリズムを縦ノリでカウントしているため、本来のものとは別物を演奏しているのが日本のオペラ界の現状であり、非常に苦しい日々であった。

もう一生関わらないようにしているが、このように自分達のバイアスがかかった形で取り込んでおり、認識できず指摘されるとキレるようなのは、やめた方が良い現象である。

きっと他の事象でもそのようなことをしている。しかし差別するつもりはないので言っておくと、西洋人も日本の縦ノリは上手く認識できない。そして曲の作りとしては、日本語の縦ノリJPOPの方が西洋の近代オペラより上手く作られている。

というわけで、縦ノリは適切な用法で使っていただきたいものである。