クソ曲よ、さらば❾日本のオペラ界はヤバ過ぎる(その2)高い声が出なくて苦しむ編

高い声が出ない

僕的にはどうでも良いのですが、オペラであるとハイツェー(High-C)などの高音を出せるかどうかが重要となります。

ホモサピエンスにとってこの音は高い音ではないので、そもそも問題設定が間違っているのですが、とりあえずこの音を出すのに一生苦労するor10年かかるとかそんな感じです。

僕も全く勉強をしていない頃は激バカだったので間違えた方法を行い超苦労していました。

理論を理解できないからできない

僕も経験があるのでわかるのですが、発声理論は意外と複雑であり「声がいいから」みたいな理由でパワープレイで音大に入ってきたタイプには理解は困難を極めます。「音楽自体はマネで解決できてきたのに、理論を学ぼうとすると急に難しくなるし先生が言ってることと違うやん・・・」みたいな感じだと思います。というか理論を学ぶ人は激レアです。

相撲とか歌舞伎やってる人で生理学や民俗学やる人少ないみたいな感覚かなと思います。

とにかく皆音域の拡張法を知らなく、拡張も不可能なので「バリトンはファぐらいまでしか出ないよね^^;」みたいな感じで過ごしているのですが、これは間違いであり、過去の僕も含めて無知なだけです。

ハイツェーができないのは・・・

率直に申しますと、男性の発声でハイツェーみたいな簡単な音が長期間でないのはやり方が間違っており、やり方が間違えてしまうのは理論を理解できていないためです。

頑張れば理解が可能なものを理解しないまま業界全体が回っており、仕方ないよねみたいな雰囲気や「高音を出すと将来歌えなくなる」みたいなことを言って回避します。

つまり現実と向き合わずに自己を肯定してくれる理論や人間で固まる傾向が強く、ずっと間違ったことを述べ、間違った歌唱や理論を撒き散らし続けて一生を終えると言うのが一般的です。

何故ならば、情報はそこらじゅうに転がっており、学ぶ機会があります。しかしそれをやってもいない、しかも上手くできるわけでもない。つまりは回避しているということで、本当はオペラが好きではなく、別のものを欲しているということです。

オペラや芸術、音楽が好きであれば、ほっといても調べまくってしまいますし、割と簡単に手の届く位置に良質な情報があるジャンルなので、言い訳もできないのです。(そもそもオペラを選ぶことの是非関しては今後述べます。)

僕にとってはもう二度と関わりたくない世界であり、オペラをやっている人とはほぼ絶縁していますし、そもそも男性オペラはハイツェーより上のハイエフ(High-F)が最高音になっている時点で音域が狭過ぎるっていう話ですが、ちょっとは悲惨さをお伝えできたと思います。

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