高度な知的作業を必要とする「恋愛」を発達障害者はどう乗り越えるか?❶

恋愛は高度

一般的にはどちらかというと「趣味」とか「娯楽」のような位置付けにされている恋愛ですが、やはり多くの人にとって、ある程度簡単にクリアされているからここに位置すると思います。(本質的には恋愛は仕事とかよりも重要ですが)

しかし発達障害者、特にアスペルガーや知的障害があるタイプですと、相手の気持ちを思い遣ったり、臨機応変な行動をすること自体が超高難易度と化してしまいます。

そこまで多くの研究があるわけではありませんが、自閉スペクトラムは恋愛がうまくいかない人がかなりの割合でいることや、僕の周りの発達障害の人からも恋愛がうまくいかない話をよく聞きます。

やはり困難

普通の仕事や日常生活、部屋の片付けですら困難な場合、やはり恋愛は高度な作業になります。また、「アスペルガー冒険期」でも書きましたが、発達障害は自己同一性の障害と並列して動きます。

発達障害は「精神的な問題なのか脳の発達の問題なのか」と言う議論が行われていますが、これはおそらく意図的な誤りです。精神と脳の正常はリンクしています。

これは、発達障害のある状態=自己同一性が起こっていることが多く、つまりは普通の恋愛ではない恋愛を求める状態になり、知能面以外でもそもそも難易度を跳ね上げています。

リョーハムさんの離婚

僕が以前より見ている、発達障害Youtuberのリョーハムさんが先日離婚したと言う動画をあげていました。そこでは、努力しても相手に寄り添うことの困難さを感じていたことなどが語られ、多くの発達障害者にとってはいつ自分に降りかかるかわからない問題です。

僕もだいぶ恋愛難民でした。人の気持ちが全くわからず、会話がうまく成り立たなくて超苦戦しました。しかし、発達障害だと「数学はめっちゃできるのに恋愛は下手」みたいに発達の偏りが発生しますが、この思想自体が誤りだと気づくことが重要だと思います。

学問はあらゆるジャンルが影響しあっている、根源では同じこの宇宙を支配する物理的現象から生まれます。つまりは恋愛現象がうまく理解できない時点で数学や物理学の理解も間違っています。

数学と物理学は現実と乖離している

質量保存の法則などに立脚している現代の数学物理学は、現実空間では存在しない世界を扱っています。つまり簡単に言うと現実と乖離した妄想です。人間が作った、数学物理学の学問の世界の中では整合性が取れても(取れてないけど)、現実の世界の物理現象には適合できないのが、現在一般的に扱われている数学と物理学です。他の学問もそう。

そのため、「勉強はできるのに恋愛は苦手」みたいな天才アスペルガーの子も、実は暗記して高速運用しているだけです。

この点に立脚し、そもそも恋愛だけでなく勉強も全て見直していくことで解決していきます。他にも書きたいことがいっぱいあるので、このテーマはちょこちょこ連載していきます。

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