オペラは難しい
ということを言う人が大量におりますが、そんなことはありません。これらは、戦後GHQにより教育、アメリカナイズされた「西欧人の方が優れている」と言う多くの日本人に深く根付いている被洗脳感覚であり、脱却する必要があります。
オペラの発声は世界中の音楽や芸能現象の中でも非常に単純であり、限られた声帯、声帯周辺の筋肉しか使わないため、習得が非常に容易で短期で出来ると同時に、
オペラの内容も宇宙を理解する論を持たないところから発生してきているので、通常の一般的な感覚で理解が可能なものです。たとえ宗教をテーマにした物も解釈が浅く、単純明快なものとなっております。
宇宙を理解する論
宇宙を理解する論と言っているのは、基本的には人類が本来普遍的に持っている感覚であり、この宇宙が出来た瞬間から物質がどのような性質を持つのかということを説明する論であり、人間の精神の構造は性質上、物理的に宇宙構造を巻き込む形で存在しているので、深部には宇宙誕生の頃の記憶から進化の過程の記憶が存在している。
ここに日常的にアクセスが可能であった昔の人類や西洋文明以外の人類はここから世界を解き明かす説論を持っており、これが現実と調和している。しかし、科学的思考や合理性、IQ、論理性などの性質を重要視する西欧のメインフィールドに君臨する現代の学問の思想のスタイルでは、現実の現象との乖離が起こる。
そのため、そのような文化の影響を強く受けている者ほど、現実と乖離した悪い意味での「論理性」を所有する形となり、言っていることがトンチンカンになる傾向が強まる。
そのため、近代文明に滞在する学問や人間の思想は間違いが多くなります。
そもそも勉強が甘い
これらは僕が言っている理論ではなく、普通に深く勉強している人であれば知っている論であり、メインフィールドの学者の新書などばかり読んでいても記載されていないだけで、普通に質の良い本には載っていることです。
このことから、宇宙を理解する論を持っていないところから発生した作品群が多いオペラ(現代のオペラの形から程多い古いものは別)は、言っていることがほとんど現実から乖離している間違いが多く、全体的にトンチンカンなまま本質に触れずに、訓練があまりされてない狭い音域しか使わずに、終演する。
そもそも知識に関して鈍いから音域もなかなか拡張できないのであるが、よくあるのがテノールのハイツェー(高いドの音)が難しい問題である。この音はホモサピエンスにとっては本来「超楽勝」である音域であり、これが出来るかできないか一喜一憂、ハラハラドキドキしているが、これは実際はそのような物ではない。このような簡単すぎる技術でやる側も見る側も一喜一憂していることが、異常自体なのである。
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