私は「少数派のための音楽」を確立します。

世の中の音楽は多数派向けで溢れています。障害がある人は、あくまでも「一般人の社会にこれたらいいね」という感覚で溢れかえっています。確かにそうなりたい人もいると思いますが、僕はそもそもその社会が良い場所という前提に納得がいっていないので、そう思いません。

僕は、ハーフで、重度のアスペルガー症候群で、性的マイノリティ、いじめなど20年以上経験した、なかなかマイノリティ度の高い人間です。アスペルガーなので、人の気持ちや常識などが全く分かりません。しかし、一般社会に適合したいとも全く思いません。これは別に個人の自由で良いと思います。

しかし、ここで問題になってくることがあるのです。

障害者やマイノリティ向けの音楽作品が、そもそも一般社会が良い物だということに基づいて作られているものがほとんどだということです。これは、絶望的な状態です。

そもそも、健常者と喧嘩をしたいつもりでは全くありませんが、アスペルガーの人など、かなり違う感覚を持っており、楽しめる対象が違う人にとって楽しめる音楽コンテンツがほとんどないのです。

これが問題となってくるのは、例えば僕は20年間いじめられていたのですが、音楽に逃げたいと思ってもほとんどが健常者の感覚に響くように作られており、世間に「天才」と言われている人たちには何度も裏切られてきました。

寄り添ってくれる、理解しあえる音楽を探すため、毎晩ネットやあらゆるものを探って、やっと少しマシなものに出会えるというレベルです。相当大変です。

音楽は、心を呼び覚ましたり、癒したりする効果がありますが、それが適合されず、むしろ拷問と化してしまうという現実があります。正直、障害者やマイノリティの中にも色々あるので、大丈夫な人もいると思いますが、実は埋もれてるだけで苦しんでいる僕の「仲間」たちが相当な数いるはずです。

そのために僕は自分の能力を使って、立ち上がることにしました。

「少数派のための音楽」というジャンルを作り、マイノリティ、障害者、ギフテッド、被虐待児、病気の方、など一般社会による感覚が適合されない方達を対象に、音楽作品、映像作品を展開していきます。

 

音楽だけでは、広まりにくいと考え、今後ブログでも発信できたらと思います。どうか、ご協力ください。

 

◆この記事が良かった場合は、 Apple Musicで僕の作品をお聴きいただけると幸いです。 また、活動費も集めているので、 よろしければCDもお買い求めくださると大変嬉しいですm(_ _)m