曲目解説 アルバム『雇はれ蚕Ω』より「あさがほ (淫蟲篇) 」歌詞解説付き

概要

僕の最も人気曲である「あさがほ」を解説していきます。この曲はアルバムの2曲目の曲で、一曲目のフグリでは美しいオケと蝶のような壮大さで終わりましたが、いきなり2曲目の冒頭で現実の主人公「僕」の視点でドン底に突き落とされるような音作りとなっています。この曲は、全て無料の音源で作られており、ファミコンの曲を意識した作りになっています。1曲目の「母の理想像」と2曲目の「僕の現実」が対極になっています。

この曲の作りは、僕が中学生の頃に引きこもりだったころ、音楽に助けを求めようとしたが僕の心を癒してくれるものは存在せず、ネット中を漁ってなんとか理想の曲、「今の僕」を助けてくれる曲を探していましたが、結局見つからないまま大人になってしまいました。なので、昔の僕へ捧げる曲として、洗練された技術で満足させ癒す曲を作りました。基本的に闇を表すタイプのサブカル形の曲は、作りが甘いものが多く、それでは救済できないのです。

歌詞の一つ一つが緻密に構成されており、表側のストーリーは朝顔を愛する気持ち、裏側のストーリーでは朝顔はペニスを表し、その視点をもつと歌詞がオナニーや摂食障害、射精までを表現していることがお分かりだと思います。

【あさがほ(淫蟲篇)】歌詞解説

紅い  芽が出たら(勃起した亀頭を表す)

乾いている  雄と雌かも?(救済を求めている性衝動)

僕は  高校生アイデンティテヰ  崩壊(性=黄泉の入口を見つける)

此処で空虚に  毎日過ごして(賢者タイムを表す)

毎朝  朝顔を眺めてます(射精や性を理解するため、不思議に考え始める)

吐いては喰べてを繰り返しているのは  赦して(僕は摂食障害だった)

  叶え  生命(射精されたが受精せず捨てられていく精子たちが解脱するさま)

  ついてみませう(仮病を使って異界の力を手にする訓練を始める)

完璧な時代、準備してみます(自分の人生を変える能力を獲得)

王(きみ)の 大・小で (生命を支配するもの=王、大小はスカトロ)

愛と性 満たしてよ(エクスタシー=エントロピーが崩壊へ向かう様=死の空間へアクセスし力を得る)

罪があるから早く終わらせて(生まれてきてごめんなさいという気持ち)

毎晩  勉強に勤めませう(異界と交流しようと毎晩オナニーをする様子)

後悔の日々と(毎日吐いているゴミのような人生を愛する領域を獲得し、)

一寸ばかしの怠惰を愉しんで(だらしなく居ることができる人間が羨ましかった)

抑えきれぬか(性衝動)

(ラ音、僕は呼吸器の疾患を抑えられなかった。こちらを参照)

毎朝  朝顔は拓くのです(ペニスが朝立ちして射精し、宇宙・未来を開いていく様)

便利で大人しく(こんな近くに、そんな良いものがあって便利だなあ)

ねえ

この世界が嘘であるならば(この世界は作られた幻想であるのに)

お前はどうし

  毎朝  綺麗に笑うのでせう(君は、僕はこの世から脱出させてくれるの?)

まとめ

歌詞は、全体的にはバタイユのエロティシズムや精神医学、病気や障害、そして解脱などの感覚は道術や仙術などをテーマにした作りとなっています。特に宗教に入っている訳では全くないのですが、これらは音楽をやるにあたって(通常のレベルの作品ではない)、非常に重要なポイントとなってくるので、研究をしています。

また、表のテーマは朝顔と人間の愛を描いたテーマな訳ですが、人間と人間の男女ばっかりの恋愛曲しかなくて、しかもついでに作りが浅いのがかなりシンドいので、もっとこういうのが増えたらいいなーと思います!

読んでくれてありがとう!!