曲目解説 ライブ作品 ∵穢∵ ネガテヰヴメソツド 【へ】とこしへの國

概要

サナギタイムを経て、蝶へと孵化してスタートです。曲調がガラリと変わり、地を這うようなドロッとした作りの「怨み系」から爽やかなバンドサウンド「飛翔系」と変化します。歌唱法も変化しています。この時点で意識レベルも強化されており、樂狂蟲の作曲やライブで稀に出現する樂狂の領域に突入しています。このレベルになってくると、時間が停止し、全ての音が色に見え、止まって見える状態となります。

これは特殊なことではなく、本来ならば歌とはこのような現象を伴うのが本当の姿なのです。この状態にならないと作曲でもそもそもリズムや和音をうまく認識できず、時間に伴い流れてしまいますので、本来はこちらの状態にならないと良くないわけです。音楽そのものと融合すると言うわけです。

樂狂の領域を使いこなす蟲だから、樂狂蟲なのです。

曲について

この曲は僕の作曲した「自由自在」を和田海斗君がバンド用にアレンジしてくれたものを演奏した物です。内容が飛翔系なので、このライブのこの位置や僕の思想にばっちりハマりました。サナギタイムで「え?」となっている人たちに、ドカンと始まったこの曲は大変なカタルシスを及ぼしたことでしょう。

自分は、バンド形式でライブをやったことが人生で初めてだったので「ライブ映えする曲を作るとはこういうことなのかー!」と感動しながら演奏していました。非常によく仕上がっていると思います。

ドラムの作りも、ドコドコして行進曲や軍歌のように前に進感じを演出いたしました。この曲はもともと和音がループなので進行感を出すには一手間加える必要がありますが、バンドメンバーが非常に優秀でしたので難なくこなしてくださいました。

歌詞解説

以前「常世ノ國」の記事に載せた物ですが、再度載せておきます。

不辞、大切真宵、終了(生命を辞めないで新しく生まれよう)
胎内、過行綺麗、自然(胎児が産道を降りていく)(出産のシーン)
肉体、不可勝利、穢姿(こんな穢れた姿で良いのだろうか)
一瞬、不要生命、開始(要らない生命が始まる)
脱出、不浄、現世、理(この世の汚いもの(自分のこと)無くなってほしい)
不快、其及、融解自我(つらくて思考が無くなってゆく、、、)
不明、霊魂、XX障壁(自分はなぜ愛され無いのかわからない)(性をXと呼ぶ)
喰君、青春、希望幸福(健康な人の命を吸収して満たされたい)
記憶(未来と過去が交錯している空間に居ることを示す)
XXXY、XX、XX(XXを痛いと呼んで健常者との苦を表す)
XY、XXXY、Z!(Zにたどり着く)
不辞?怠惰、色即是空(もうやめない?つまらない毎日)
精精、堕落、綺麗陽光(落ちてく劣った胎児(自分))
性育、全能、悦楽世界(生きたい、現世の秘密を知って幸福になり)
愛情、愛情、乳房母聖(目の前のあなたはそんなこと、知らないけれど)
XX、嗚呼、停止心臓(苦しい訓練を乗り越えて)
不要、精液、怠惰肉憎(苦しみから解き放たれます)
不浄、差別、全知全能(私たち病人は神の存在であると目覚め)
秘密、開醒、認識世界(究極の叡智でこの世界を自由自在に蠢きます)
現世倫理(さあいこう)解脱脱出(逃げてしまおう)
波羅蜜多(神仏の仲間入り)可能?(本当にやっちゃう?笑)

そして後半部の第一盛り上がりである「おさへきれぬ成」へと抜けていきます。
「成」とは成長のことで、このまま再度形態変化して蝶から神仏へと成っていきます。