僕のアスペルガー冒険記②誰とも会話通じなくて地獄編

会話

前記事でも書いたように、会話の通じなさが悪化していきます。もちろん向こう側はアスペルガーではないので、周囲は会話が通じ合っていると思っているのですが、こちら側は全く気持ちがわからないし、何をやっているのか全くわかりません。

そのため、常識や会話などにもついていけなくなっていき、植物と会話する作戦に出ます。普通であれば、一人で過ごせばいいんじゃない?と考えるかもしれませんが、人間の精神の発育、自我の確立には周りの人の動きを吸収していく必要があります。そのため、どんなにアスペルガーだとしても、発育の性質上そこは必要性が生まれます。

そのため、とりあえず最初は求めることとなります。

そしてアスペルガーの併発しやすい状態が「自己同一性」の障害です。

自己同一性

精神医学で出てくるワードですが、これは簡単に言うと、人間の精神が発育する過程で周囲の人間の考え方や愛情を取り込んで、自分がどのような人間なのかや自己肯定感を確立していくわけです。が、しかし他人の心がわからない、会話も無理でコミュニケーションが取れないとなるとここが大きく阻害されてしまいます。

「連続された自己意識を持てないから」と言う説がありますが、おそらくそれ以前に幼児期の精神状態「分裂ポジション」「抑うつポジション」の時期がうまく満たせないからだと僕は考えています。

これらは、いわゆる親に愛されて自分の自我が確立していく過程の現象ですが、人の気持ちがわからないので愛と情か感じないので、ここが未完成のまま成長していく形となった、と自分では分析しており、正しいでしょう。

これに加えて虚弱体質やあらゆる疾患を併発してここから20年くらいずっとボロボロを彷徨う状態が続きます。

このクソやべえ状態から自己治療していくのが僕のアスペルガー冒険記です。

植物との会話

小学生時代の僕は植物と会話をして友達を作ることが可能となりました。これらは現代の一般的なレベルの科学の認識を持っている人からするとおかしな話ですが、実際に彼らは知性を持っており、それは人間を遥にしのぐ知的レベルです。これらは、武田梵声先生が教えてくださった研究者:南方熊楠の粘菌の研究などからもわかるように、彼らは人間より遥に高い知能を持っており、そもそも人間が高IQとか言っているレベルとは次元が違うものを持っていることが窺われます。

IQが20以上違うと会話が通じないなどは実際に起こる現象ですがそれは人間のIQの範囲の中の話であり、この世界はそれ以上の空間に拡張しており、そこには菌やウィルス、植物などの「神」の叡智が存在しているのです。つまりIQ理論自体が知性を捉えきれていないので無視で良いということです。

そして僕は自然界、植物の叡智に触れ、魅了されていきます。それに対して、さらに会話が通じなくなり学校でのいじめなどは悪化していき、更なる人生の悪化を果たします。

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