セロトニン
うつ病といえば、セロトニンが減少していることが原因などという説が日本では一般的で、YouTubeなどでも精神科医がセロトニンを増やすために朝の散歩をしましょうとか、甘いものを食べるとセロトニンが出るよとか言っていたります。マインドフルネスなどもその一部でしょう。
しかし、アスペルガーの記事でも書いたのですが、セロトニンが鬱に影響しているという説はおそらく違うのではないか、と僕は考えています。
日本の平均的な医者では、今もセロトニンモデルで進めているため、セロトニンに関係する薬を処方したりして解決を狙うことが多いようですが、このセロトニン説以外の説も複数あり、細菌関係説やカビ説、炎症説、遺伝子説、発達障害説など色々あります。(遺伝説は虚偽医学に多く利用されており、僕はかなり疑っています。)
この中で、正しいのは炎症説である可能性が高いです。
鬱=炎症説
そもそもどんなデータを取ろうにも、食事がボロボロな現代では本当の原因なんてわからないものです。しかし、セロトニン低下や発達障害説など大体の説を考えても、結局は炎症が原因ということに帰結します。
ざっくり言うと、ストレスを受け続けて、栄養が減っていき、抗ストレスホルモンの製造が追いつかなくなると、ストレスは脳や身体に活性酸素を多く発生させ、炎症を起こし機能低下を起こします。
これは僕が考えたのではなく、このような説が良き学者の中では正しい認識となりつつあります。
鬱の治療法
ここから導き出される、鬱の治療法はセロトニンを増やすことではありません。
そもそもセロトニンを作る栄養が足りない状態で、セロトニンを作る回路も炎症しているのに朝散歩や甘いものを食べるとかは愚かである可能性が高いです。そもそも鬱MAXの時に散歩の義務がダメージになったり、砂糖などは人類は摂取してはいけない毒物でございます。
セロトニンは回路が復活して脳がちゃんと機能するようになった結果であり、根本的な原因は炎症であります。炎症の数値と鬱は相関関係がありますが、セロトニン値とは必ずしも相関しません。
次章では、具体的な治療法を述べていきます。
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